湯シャンはハゲが治る？薄毛を改善するシャンプー【３ステップ】
湯シャンがちょっとブーム。シャンプーには気を付けろということは、育毛大百科で常々言い続けてきたこと。シャンプーの使い方を誤ると、頭皮にとって本当に残念なことになってくる。
では湯シャンだったらどうなのか。ハゲが治るのか！
実は、湯シャンさえしとけばすれば髪が増えるというわけではない。ここでは、薄毛・ハゲ改善の立場から、湯シャンをする際に気を付けなければならないことを解説している。正しい湯シャンで薄毛を改善するのだ！
※この記事は薄毛に悩んでいる女性の方にも見ていただきたい。
育毛剤はなんでも同じじゃない！
育毛剤にはそれぞれ独自開発の成分が配合されている。
つまり、効き目だってそれぞれ違うのだ。
育毛剤、何を使っていいかわからない人もわかりやすい、押さえておきたいポイントをお知らせする。
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湯シャンとは。本当に薄毛の改善になるのか
育毛大百科の薄毛を改善するためのシャンプーの定義は
- 洗浄力が強すぎず肌を痛めない
- ノンシリコンで髪の毛をコーティングしない
この２点である。
実は、お湯だけでも70％～80％くらいは汚れを落とすので、洗浄力はあまり必要ない。
逆に洗浄力が高いと、肌に余計な刺激を与えてしまい、ハゲが治るどころか進行してしまうのである。頭皮は保湿が何よりも重要なので、ハゲてきたら刺激はできるかぎりない方が良い。
そして、育毛シャンプーのように「本当にいいシャンプー」を使えばわかるのだが、ノンシリコンだと髪の毛がキシむ。
特に女性が気にするのがこの部分。薄毛女性だと、「髪がきしんだら抜け毛が増えるのでは？」と敬遠しがちだし、髪の毛が滑らかにならないのは耐え難いのである。
だから、たいていの薄毛女性はこの時点で、「このシャンプー良くない」と決めつけてしまう。
しかしこれは、数週間たつと髪の毛に水分がすっかりと浸透し、キシまなくなってくるのだ。
つまりは、シリコンで髪の表面を保護しているように見えて、髪に水分が浸透しなくなっているということ。
だからこそ数週間たつと髪に水分が浸透しキシまなくなるわけで、そこまではガマンが必要なのである。
薄毛を改善するためには、髪の毛や頭皮に余計な負担をかけないことが大切。
だから本当にいいシャンプーは余計な成分が入っていないので、いい成分だけで作れば作るほどキシむのである。
湯シャンとは、その名のとおり、お湯だけで洗髪すること。シャンプーというよりはシャワーの時間を長めにして、ゆっくりと時間をかけてすすぐといったイメージ。特に難しいやり方などない。
添加物も刺激物も一切入っていないのだから、頭皮や髪の毛を痛めることもない。
ここまでは、薄毛の予防にもなり、ノンシリコンシャンプーよりも素晴らしいのでは？となりそうだが、湯シャンが一般に浸透しないのにはそれなりのわけがある。
これから育毛を始める人、何を使うか迷っている人におすすめ
初めて湯シャンした時の「副作用」とは
では、今からシャンプーを切り替えて湯シャンにしようか・・・といったところだが、急に変えてはいけない理由がある。
特に薄毛・ハゲの改善目的であった場合、ここは押さえておいて欲しい。それは、
- 髪の毛がキシむ
- 毛穴に詰まった汚れが落ちない
という2点である。
先ほど、髪がキシむのは数週間と述べたばかりだが、この数週間が耐えられない。毛髪は濡れているときが一番弱い。
つまり、切れ毛が起きるのだ。せっかく成長している毛髪をその途中で弱らせてしまう行為。これではとても薄毛の改善とは言えない。
そして、一時期髪の毛がパサパサになるのだ。ここで薄毛女性のほぼ全員がリタイアしてしまう。
汚れはお湯でも十分に落ちると述べたが、毛穴にこびりついた汚れが落ちない。
シリコンシャンプーを使っていたとすれば、流れ落ちていないシリコンと汚れ、皮脂が混ざって毛穴に固くこびりついている。
これが頭皮環境を悪くし発毛サイクルに乱れが生じ、ひいては薄毛の原因となる。この汚れは落とさなければ、頭皮を健康な状態にすることはできない。
湯シャンをすると髪ゴワゴワに。これでハゲが治るの？
湯シャンすると、最初は髪の毛がゴワゴワになる。
髪はからんで引っ張られてしまうので、どうしても切れ毛が増える。そして、落ちきらない汚れがあるので、髪の毛がベタついてくる。
これはクシを使って溶かしてみればすぐわかる。クシが最初はかなり汚れる。
さらには、皮脂が残ることによる「臭い」これも結構くせものである。皮脂はある程度残した方がいい。
それはお分かりかと思うが、皮脂によるベタつきや、ましては臭いは薄毛者のほとんどが敏感に気にするところでもある。
個人差もあるが、だいたい2週間から3週間くらいはこのような状態が続く。その後は水分が髪に浸透してきて、ベタつきも気にならなくなってくるし、臭いも治まってくる。
時系列的にまとめてみると
湯シャン開始
- 髪はゴワゴワ。脂分が取れていない感。
2週間くらい
- 髪に水分が浸透してくる。キシみが少なくなってくる。
- 髪にベタつき感が残る。
- 皮脂の臭いが残る。
1ヶ月くらい
- ベタつき感が薄れてくる。
- 皮脂の臭いが薄れてくる。
このようなところが一般的な湯シャン愛用者の流れである。
湯シャンが頭皮にも刺激を与えず、皮脂も取り過ぎずでいいことは感じていただいたと思うが、問題はここまで待てるかということなのだ。
特に薄毛者の立場からいうと、髪のキシみ、切れ毛や皮脂の残り過ぎというのはちょっと厳しい。
湯シャン薄毛改善への道。3ステップ
湯シャンの良さ、弊害もわかった。では一体どうすればよいのか。ここでおすすめするのは、
- 育毛シャンプー
- 育毛シャンプーと湯シャン
- 湯シャン
の3ステップである。
チェック！
湯シャンにいきなり切り替えるとデメリットも大きい。
まずは育毛シャンプーから行くべき。
ここでおすすめしているチャップアップシャンプーは、『このコスパでこれだけのハイクオリティー？』というくらいのよくできたシャンプーである。
育毛シャンプーとの併用で髪が増える！？
湯シャンをしても毛穴の汚れが落ちず、髪の毛がキシんで切れ毛が発生する。
一方で一般的な洗浄力の強いシャンプーでは頭皮を痛めてしまう。
その中間、つまりいいとこどりなのが「育毛シャンプー」である。
育毛シャンプーは、洗浄力の強すぎる「石油系界面活性剤」に代わり、「アミノ酸系界面活性剤」を主に使用している。必要な汚れは落とすが、頭皮を痛めるようなことはしない。
これで洗浄力の件はクリア。
髪のキシみについては、シリコンの代わりとなる泡立ち成分やオイルなどを含んでいる。
だからシリコンが入っていなくても指通りが良く髪の毛がゴワつかない。
育毛シャンプーでは「ハゲは治らない」、「髪は増えない」といわれているが、確かに髪が増える成分は入っていないし、シャンプーの後で流してしまうのでそもそもあまり関係ない。
でも、普段のシャンプーは、ハゲが治るどころか薄毛を進行させているだけ。そこで頭皮にいい「あたりまえ」のケアができれば、おのずと髪は生えてくるのである。
1.最初の1ヶ月は「育毛シャンプー」から
いきなり湯シャンに変えると洗髪時の切れ毛や抜け毛がかなり激しい。
ちょうどプールから上がった時のような感じになるから、乾いた後のごわつきもひどい。
従って、最初は育毛シャンプーに切り替えてみることをおすすめする。
育毛シャンプーでも初めて使う人には使いづらさ感じるかもしれないくらいであるので、初めから湯シャンは難しいだろう。
湯シャンを始めるにしても最初の1ヶ月くらいは育毛シャンプーから行くべき。
2.育毛シャンプーと湯シャンの併用
次のステップとしては、育毛シャンプーと湯シャンの併用。育毛シャンプー2日、湯シャン1日の3日サイクルを繰り返す。これが約1ヶ月。
育毛シャンプーを使っているので、シリコンが落ちてきている。
従って、髪に水分を取り込みやすくなっているはずである。この1ヶ月で髪質はかなり安定してくる。
湯シャンの日は、シャワーを長めに使って髪の毛によく水分をしみこませる。洗うというよりはよくすすぐという感じで行う。
3.育毛シャンプーの量を減らす。湯シャンへの切り替え
最後は育毛シャンプーの量を半プッシュに減らす。
このステップで行えば、キシみもなく、毛穴の汚れもとれた状態で湯シャンに切り替えることができる。
もし途中で皮脂が取り切れていないなと感じたら、適宜育毛シャンプーの回数を増やしたり量を増やして調整していく。
湯シャンの日に脂っぽさやゴワツキを感じなくなったら、徐々に湯シャンに切り替えていく。
これでハゲを治す！シャンプーの正しいやり方
湯シャンのメリット、デメリットと解説してきたが、本当に大事なのはシャンプーの仕方にもある。
- 頭皮と髪をいたわるシャンプー
- 頭皮と髪を傷つけないシャンプー
薄毛の予防・改善にはこれがとにかく重要なのである。
洗髪の前にブラッシングをすること、お湯は熱すぎてはいけないこと、髪はすぐに乾かすことなど、事細かに解説しているので、こちらの記事を参照していただきたい。
関連記事正しいシャンプーの仕方で薄毛を改善する方法を覚えるのだ！
男性にも女性にもおすすめの「薄毛改善」シャンプー
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参考価格：3,280円
洗い上がりはマイルドで泡立ちもいい、しっかり作られた育毛シャンプー。頭皮のスキンケア、髪の毛の補修、抜け毛の予防にとても適している。
普通のシャンプーに比べると高く思えるが、育毛シャンプーの中ではかなりのハイパフォーマンスでコスパ的は十分な安さとクオリティ。
男性でも女性でも使える。
女性に乾燥肌の人に湯シャンはおすすめ
頭皮の正常化には、頭皮の保湿がとても重要だということはざまざまな記事で述べてきた。保湿がしっかりできていれば、頭皮にはバリア機能が働く。
たとえ皮脂を落としすぎたとしても、すぐに必要量の皮脂が分泌するし、乾燥や紫外線からも守ってくれる。特に頭頂部ハゲという人は、意外とこの「保湿」をないがしろにしがち。
薄毛の部分の頭皮にダイレクトに紫外線を受け、乾燥させてしまっている。
その意味で、育毛剤や育毛シャンプーは保湿重視で考え開発されているので、薄毛予防には役立つといえる。
しかし、もともと乾燥肌・敏感肌の人、アトピーなどで皮膚が弱い人などは、できる限り刺激を与えない方がいい。
「湯シャン」はもちろん刺激物が一切ない状態なので、とても効果的であるといえるだろう。
そして、特に女性の「びまん性脱毛」は、頭皮の状態よくなくて薄毛になっているパターンがよくある。女性の場合、長年ドライヤーやヘアダイ、白髪染めなどで、頭皮を痛めつけているからだ。
そんな薄毛女性にも刺激の少ない「湯シャン」はおすすめなのである。
ただし、ちょっとした変化で肌の状態は変わるもの。
特に刺激に敏感な肌をお持ちの人は、少し時間をかけて慣らしていった方がいい。
そして、通常シャンプー→育毛シャンプー→湯シャンへの切り替えをしていくのは、肌を良好な状態に改善する一つのきっかけになるかもしれない。
まとめ（結論）
湯シャンは、刺激が一切ないので、頭皮にはいい。
しかし、湯シャンをすることによって、逆に髪の毛を傷つけてしまうこともある。
ここでは、いきなり湯シャンにするのではなく、通常シャンプーから育毛シャンプーに、育毛シャンプーから湯シャンにと順を追って切り替えていくことをおすすめしている。
あわせて、正しいシャンプーの仕方を実践していくことは薄毛の予防にとって、非常に重要であるということを覚えておいてほしい。
育毛剤の大事なところはここなのだ。
- 抜け毛を減らす
- AGAの進行を遅らせる
- これ以上薄くさせない
次のステップを踏むときにもこの育毛ケアが大きく活きてくる。
だからこそ早めに育毛剤を使うことが大事なのである。
現在一番おすすめしたい育毛剤は「プランテルEX」。
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そして、全額返金保証制度がある。だから損をすることがない。これも大きなポイントになる。
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この作業は相当地味なものだし、目に見える違いはすぐに見えないかもしれない。
だが強くおすすめする。なぜならAGAの対策は早い方が圧倒的に有利だからだ。
一度後退した髪の毛を復活させるのはそう簡単なことではないのである。
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